弊社で一番、御電話での問い合わせが多いサーボエラーについてご連絡いたします。
弊社で採用しているサーボモータは、ほとんどがアブソリュード式ですのでバッテリーにて現在値を記憶しています。ご存知かとは思いますがアブソリュードエンコーダの特徴は装置が即停止しても現在値を記憶していますので、その場から再起動する事ができます。ただし基準になる「零点」があるからこそ成り立っていますので、バッテリー切れになると現在値を消失してしまいますので「零点」でもない場所が零点になってしまいます。その状態で装置を起動するとサーボエラーとなってしまいます。一度、バッテリー切れを起してしまうと弊社はデータセット式というサーボモータの原点復帰方式を採用していますので、必ず「零点セット」という操作が必要になります。零点セット方法は弊社装置の操作手順書に記載にしていますので、バッテリー低下警告が出た場合は速やかにバッテリー交換を行い零点セットを行って下さい。