代表あいさつGreeting

代表あいさつ 「段ボール外装機械をとことん追求する) 代表取締役  中矢真吾

御蔭様をもちまして、2020年12月に「大和エンジニアリング株式会社」を設立してから30周年を迎えました。
これまで、段ボール自動外装機械や周辺機器を設計製造・販売を一貫して手掛けてまいりました。決して手を抜くことなく、御客様が使いやすい、満足のいく機械を提供できるように努力してまいりましたが、多くの御客様・関係方々に御愛顧いただき、感謝申し上げます。
これからも御客様のニーズに御応えできるように、もっと幅広い視野で、もっと深く段ボール外装機械をとことん追求してまいりたいと思っております。大和エンジニアリングの製品を選んで良かったと喜んでいただけるよう、これからも社員一同、技術力向上、アフターサービス向上に尽力していく所存です。

会社全体がスリムで、かつ、社員全員がスピーディーに動ける企業を目指す

近年は従来当社の柱である食料品、飲料品に加え、医薬品、紙加工品、化学工業品、ネット通販等、あらゆる業種向けの機械出荷が好調です。
現在、国内では多様な商品が段ボールに包まれ流通されています。段ボールの中に包まれる商品を傷つけないように消費者にお届けする一端を担っていることは、重要な役割を果たす機械を製造している責任の重大さと同時に、大変な名誉であると感じています。最近ではユーザー様の物量の多さ故に、24時間稼動や無人化、高処理能力、検査機能、安全性を考慮した特殊仕様を求められるケースが増えています。
とりわけ、世間一般に異物混入などの品質に関する事故が増え、確実に機械ユーザー様の要求仕様のハードルが上がっていることは肌で感じます。
当社はユーザー様のニーズに応えるべく、日々アイディアを出し合い、確実な提案をよりスピーディーに行ってまいる所存です。
近年は機械に関するトラブルや対策をフィードバックし、同じ失敗はしないために社内のシステム構築が進んできました。お陰様で受注の増加につれ、出荷する機械の台数も増加傾向のため、社内でもより一層のシステム化による効率化を図っています。会社全体がスリムで、かつ、社員全員がスピーディーに動ける企業を目指し、これからも邁進していきたいと考えています。

真のビジネスパートナーとして高品質な機械を地道に造り続ける

当社の主力商品である段ボール製函機の「リトルフォーマー」が平成26年度に遂に1000台出荷を達成しました。
このリトルフォーマーは当社の思いが詰まった製品で、ユーザー様に大変評価をいただいています。段ボールの成形についてはWフルートの固い段ボールシートでもバー送りのため直角度を維持し、美しい段ボールケースを作ることが可能です。また、作業性アップのため、テープ交換作業を容易にする独自の機構を標準装備し、大変評価をいただいています。

同じ製函機で60ケース/分の製函能力を持つ新型の「高速型横型製函機(CFHS-60G)」は飲料メーカー様から数多くの引き合いをいただいています。
こちらは愛媛県ものづくり企業「スゴ技データベース」にも認定され、24時間運転の実用に対応している当社でしか実用化できない機械の一つと自負しております。
また、リトルフォーマーで製函した段ボールケースに商品をケーシングする「セットアップケーサー」やラップシートを製品に包み込む「ラップラウンドケーサー」、ケーシング後に段ボールケースの天面を封をする「封函機」、最終の段ボールケースをパレットに積み付けする「パレタイザー」など、低~高能力の数多くの商品ラインナップを揃えており、短期間で製作できるのが当社の一番の強みです。一度製作したものはデータとして蓄積していくため、設計製作期間の短縮化を図ることができます。
いくら外装の段ボールケースとしても、成形度の点で手を抜くことはありません。今までの段ボール外装機械に特化したあらゆるノウハウを武器に、これからも外装機械ラインを御提案していきます。機械メーカーはユーザー様の存在無くして存在できません。必ずユーザー様の製造ラインに設置され生産に寄与してこそ、初めてメーカーとしての価値が見出せます。
その結果、真のビジネスパートナーとして選んでいただく喜びを社員一同感じています。
これからもパートナーとして信頼を得るために高品質な機械を地道に造り続けていきます。

一丸となり、より大きな和を確立していく

大和エンジニアリングの根幹となる「設計」「製造」「制御」「営業」の4つの和(輪)に加え、社外で支えて下さる協力会社とともに一丸となり、アフターサービスを充実させ、より大きな和を確立していきます。
日頃より当社製品を採用いただいているユーザー様・取引先の方々には大変感謝しております。
これからも皆様のパートナー企業として恥じない製品を大和エンジニアリングは造り続けますので、今後もどうぞご指導の程、宜しく御願い致します。