【業界初】超ハイスペック製函機のご紹介
機種名/型式【ランダム型テープ製函機/CFR-10T6M-SP】
我が社の代表機種でもあるコンパクト型テープ製函機(リトルフォーマー/CFC-10T)をベースに
1台で6種類のサイズの段ボールケースをランダムに組立て、テープ貼りするランダム製函機をご紹介いたします。
今回、この開発機種のご注文は、ホームページによるお問い合わせからでした。
一般的には6台でのご提案をさせていただくのですが、設置スペース、コスト面から実績のない機種の製作に取り組むこととなりました。6台のプリセット(自動型替え)製函機を購入していただいた場合よりはるかにローコストです。
制御機器、機械部品が1台分で賄えるのですから当然そうなります。
ただし、1台6役ですから、ハイスペックなFA機器やサーボモータなどを駆使し、プログラム開発には標準機の約10倍の工数がかかっています。(あくまで開発機としてですが・・・)
今回の設備概要をご説明いたします。
まず、6か所のマガジンに対しケース№を入力し自動型替えした後、段ボールシートをセットします。
自動運転を開始すると、上位パソコンより生産計画に応じた品種、ケース数をEthernet通信にて受信します。あとは受信する度に製函機本体がサーボモータにより瞬時に自動型替えを行いサイズの異なったケースの製函を連続で行います。型替えの位置決め精度が高いため、ケースの成形状態はかなり完成度の高い仕上がりです。処理能力は10ケース/分(常用)スペックですが、それを上回る処理能力も確認できました。
今後の展開としてはマガジン連結による更なる多品種対応や、コストダウン計画としてはマガジン調整を手動ハンドル化するなど、ラインナップを増やしていく予定です。
製函機に特化した弊社ならではのご提案ですので、お問い合わせお待ちしております。